食事

東京駅直結老舗イタリア料理店の味が気軽に楽しめるカジュアルレストランと新潟のご縁

番外編 東京にある新潟とのご縁が深いレストラン

こちらの「今日もいい日」ブログでは、新潟の観光スポットや観光案内センターにいらしたおもしろいお客様のことなどを綴っていますが、今回は、新潟とご縁のあるシェフが総料理長をされていたお店をご紹介させていただきます。

新潟駅から新幹線で約2時間、東京駅に降り立ち、丸の内口を出て信号を渡ると駅を背にして右手に新丸の内ビルディングが見えてきます。この新丸ビルの地下1階にあるイタリア料理「パスティーノ エ ビステッケリア・ヒロ」

「ビステッケリア」はイタリア料理版ステーキハウスのことだそうで、夜のメイン料理に「Bisteccaビステッカ」というステーキが用意されています。この日は「黒毛和牛A5イチボ肉ステーキ300g(2〜3人前)」でした。

なぜ新潟とご縁があるのかと言うと

それは、こちらのお店のお店の母体となっている「リストランテヒロ・チェントロ」(丸ビル)を始めたシェフが新潟とご縁があるからなのです。

イタリア料理がお好きな方の中には山田宏巳(ヤマダ ヒロミ)氏の名前に覚えのある方も多いでしょう。その山田宏巳氏は若かりし頃、新潟の老舗イタリア料理店「イタリア軒」で修行されていたのだそうです。

「どちらからですか?」と聞かれて「新潟市から」と答えたら、お店のスタッフさんが教えてくださいました。

そして、今回ご紹介させていただくレストラン「パスティーノ エ ビステッケリア・ヒロ」は元々山田氏が総料理長を務めていたお店なのだそうです。

新潟で修行をされたシェフが総料理長を務めたお店ということで、気を利かせて教えてくださったのでしょうが、故郷の話を旅先で聞くのはとても嬉しいことです。

東京駅に用事があるなら、寄ってみるべし!

新潟にお住まいの方が東京でお仕事や遊びの帰りに、新潟行きの新幹線を待つ間軽くつまんでハウスワインをいただく。ということもできるくらいに東京駅から直結していて便利。

地下通路を通れば東京駅の外に出ることなくお店まで歩いて行けます。東京駅構内を歩く距離はありますが、お店でお会計を済ませてゆっくり歩いたとしても、10分あれば上越新幹線乗り場まで行く事ができます。

地図はこちらをご覧ください

東京駅から行く場合は地下通路が便利なので、後ほど地下通路のルートの写真を掲載させていただきますが、今回はこちらの地図でだいたいの位置をご確認ください。

ある日のメニュー

まずはハウスワインの赤と「絶品トマトとアンチョビのサラダ」で乾杯。ハウスワインと侮るなかれ、さすがリストランテヒロのカジュアル店!食材や酒類は全てリストランテヒロと同じ物を使っているそうです。一皿600円なり。

こちらは「アスコラーナ」オリーブの中にサルシッチャを詰めて揚げてあります。4つで600円。ピンチョスは全て600円なのもありがたいです。

見事なイタリアパドヴァ産ホワイトアスパラ

 

実物を見るまで全く興味のなかった「ホワイトアスパラ」この太さはイタリアで採れた物だから!!そして、このレベルのホワイトアスパラが手に入るのは、リストランテヒロと同じ食材を使っているから。

このホワイトアスパラがこうなります

「スクランブルエッグ&生ハム・チーズのHiro Style」イタリアではホワイトアスパラはこのように卵と生ハムと一緒にいただくのが一般的。通常は卵はポーチドエッグにすることが多いようですが、ヒロスタイルはスクランブルエッグ。

パスタは今の季節限定のハマグリをチョイス

次回の来店時期にはもう蛤は終わっているかもしれないので、迷わず旬の蛤を選びました。春らしいあっさりとした味付けで一皿をペロリと平らげました。

 

お二人以上で行くなら、断然コースがお得!

いろいろな料理をシェアしてあれもこれも食べたいけれど、ひとりだとなかなか食べ切れないので、お友達と二人で行くならコースがおすすめです。

例えば「Corso A」は前菜3種とパスタ2種、ドルチェとコーヒーなどの飲み物もしくは前菜をもう一品、これで3500円(税別)

「Corso B」は前菜3種とパスタ1種、こちらのお店の看板料理「BisteccaビステッカA5クラスの黒毛和牛イチボのステーキ」お一人様100g相当!!!こちらにドルチェとコーヒーもしくは前菜をもう一品ということも可能。5000円(税別)

黒毛和牛A5イチボ肉ステーキ300g(2〜3人前)が5000円なので、お得感満載。ビステッカをたべってみたい場合はこちらのコースでお試ししてみるのもグッドアイディア。

最後に王道ドルチェをいただく

ドルチェは迷いに迷って「苺のミルフィーユ」クレーム・パティシエールと濃厚なバニラ風味のアイスクリームが軽やかなサクサクパイが絶妙で悶絶。エスプレッソをいただこうとしたら「S」と「W」があったのでSを注文。

イタリア人の友人が「食事の最後にエスプレッソを飲まないと消化が始まらない」と言っていたことを思い出し、普段は飲まない物を頼みましたが、これが大正解。濃厚なクリームたちにエスプレッソの苦味がちょうど良く調和しました。

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